日本子ども未来展
日本児童養護施設財団 主催
第7回日本子ども未来展
趣旨について
日本子ども未来展は、児童養護施設の子どもたちの豊かな成長を願うと共に子どもたちが自身が作った芸術作品を通して、日々の生活だけでなく、子どもたちがそれぞれ持つ「夢」や「希望」を自由に表現する事で自分たちの将来について考える「きっかけ」を持ってもらうことを目的に実施するものです。本未来展は、全国児童養護施設総合寄付サイトを運営する日本児童養護施設財団が実施しております。
コミュニケーションアーティスト
タムラヒデカズ!(タムチンキ王国)
からあげ記念日 〜誕生日は からあげの味〜
【コンセプト】
子どもの頃、母が作ってくれたテーブルいっぱいの「からあげ」は、私にとって最高のプレゼントでした。
いつも亡くなった父の代わりに忙しく働いていた母だけど、私と弟の誕生日の行事だけは特別。
そんな日だけの「からあげパーティー」は、今も宝箱のような大切な思い出です。
この作品は、あの日のワクワクと母の愛を「からあげキャラクター」として描き、映画のフィルム風に「記憶の一コマ」として表現しました。
からあげの魔法が広がるパラダイスへようこそ!
プロフィール
コミュニケーションアーティスト
タムラヒデカズ!(タムチンキ王国)
■タムチンキ王国(ランド)
https://smiling.jp/
1983年 神戸生まれ。
幼少より絵を描く事が大好きで、神戸デザイナー学院に在学中の2003年よりアーティスト活動を開始。
2009年頃、それまでのペン描きアートからパソコンアートに転換し、ポップで楽しい作品を精力的に創作。
三つ目のオバケをモチーフにした作品をはじめ、明るく元気なポップアートで人気上昇中、ごみ収集車のデザイン、シャッターアート、パッケージアートなど、生活のさまざまなシーンでも作品が活かされている。
兵庫県展の伊藤文化財団賞受賞や尼崎市展の尼崎市長賞、こうべ市民美術展の神戸市民文化振興財団賞をはじめ、全国で開催される数々のコンテストで受賞。
関西に軸足を置き、企業専属デザイナー、商業イラストレーターとして活躍しつつ、デザイン・ファッション・ビジネスなどの関西の専門学校や大学にて講師を兼任の現役アーティスト。
日本イラストレーター協会会員(2023年・2024 年度最優秀広告イラスト賞受賞)
プロフィール
【審査員名】
松木沙くら
【略歴】
2020年 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
2021年 2人展 「andante espressivo」(GALLERY Gigi / 神奈川県)
2022年 武蔵野美術大学大学院修士造形研究科美術専攻日本画コース 修了
グループ展 「Prologue XIII 2022」(GALLERY ART POINT /東京都)
2023年 第41回明日をひらく絵画上野の森美術館大賞展 入選
個展「漂着」(Gallery 子の星/東京都)
2024年 第9回SHIBUYA ART AWARDS 入選
ART OLYNPIA2024 入賞
プロフィール
【審査員名】
鈴峰あおい
<プロフィール>
漫画家、イラストレーター。もっち〜を描いている人。
2016年 講談社別冊フレンドBFセミナー銀賞受賞、少女漫画家デビュー
コミカライズ「それはまるで雨傘のように」発売中。
都内専門学校マンガ科にて講師を務める。
第1回日本子ども未来展 記念作品 執筆
入館料のお願い
こちらのページは『日本子ども未来展』と題したオンライン美術館をイメージしてつくりました。
基本的には入館料は
ございませんが、心に残った作品がございましたら
お気持ちの入館料(ご寄付)をいただけますと子どもたちのために継続した活動をすることができます。
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第7回日本子ども未来展
作品の紹介
金賞(1名)
- 題名
- 楽しかった昆虫採集
- 年齢
- 12歳
- 氏名
- R.E
- 作品への想い
-
児童研修キャンプが北山少年自然の家で行われ、自由時間を利用して森の中で昆虫採集をして、とても楽しかった。
- 審査ポイント
-
この作品は、昆虫採集の楽しさと自然への好奇心があふれる、非常に生命力豊かな一枚です。
大小さまざまな虫たちが生き生きと描かれ、今にも動き出しそうな迫力があります。構図からは物語性が感じられ、見る人を作品の中へと引き込みます。
また、クワガタの紫、木々の鮮やかな緑、赤い帽子のアクセント、そして肌の柔らかな色合いなど、色彩のセンスが非常に優れています。木のごつごつした質感や、昆虫のつややかな表現、白い網とのコントラストなど、細部まで観察眼の確かさが光ります。
まるで真夏の空気をそのまま閉じ込めたかのような作品で、セミの声まで聞こえてくるようです。
これからも「好き」を大切に、心の動く瞬間をたくさん描き続けてください。
銀賞(2名)
- 題名
- みんなと仲良く入る海
- 年齢
- 9歳
- 氏名
- M.Y
- 審査ポイント
-
優しい夕陽と柔らかな海の色合いから、このひとときがとても豊かだったことが伝わります。
また、皆の生き生きとした表情から、仲の良さや、皆を大切に思う気持ちが感じられます。
「泣き笑いしている人はどんな気持ちなのかな?」「素敵な貝殻は見つけられたのかな?」など、描かれたモチーフからさまざまな想像が広がり、思わず微笑んでしまう作品です。
夕陽が海の青と対比してとてもきれいに見えます。
夕陽の映り込みも本物の夕陽と離して描いていて青みがかっていてとてもよく描けています。
海で遊んでいるみんなもそれぞれ表情が違っていてとても楽しそうです。
- 題名
- ヒトミにうつる花火
- 年齢
- 11歳
- 氏名
- S.A
- 作品への想い
-
屋上から見た花火がきれいでした。瞳の中にうつった様子をかきました。
- 審査ポイント
-
瞳に映った花火という構図が思い切っていてとても斬新です。
花火だけでなく笑顔の人物が映り込んでいることで、楽しい雰囲気がより一層伝わってきます。その情景の中に作者自身も存在していることが感じられ、温かみのある作品です。
目に焼き付いた花火と喜ぶ姿を大胆な構図で描いており、とても印象的です。
瞳に映るのは友人か、それとも友人の瞳に映っている自分か...。詩的で奥行きのあるテーマが感じられます。
円形の花火と瞳の丸さが一貫性を生み、見る人に心地よさを与えてくれます。
この日の花火と笑顔を、ずっと記憶してくれる美しい作品です。
銅賞(10名)
- 題名
- 夏休みBBQ
- 年齢
- 13歳
- 氏名
- T.S
- 作品への想い
-
僕が学園の行事で一番楽しかったのはBBQです。みんなでワイワイ、お肉を食べながら楽しく過ごせて自分はうれしいです。夏にするのが楽しいです。
- 審査ポイント
-
色遣いがおしゃれ!
塗りもとても丁寧で、根気強さが伝わってきます。
手に持つ野菜やお肉、白抜き表現、髪のハイライト、湯気(または雲)、背景や洋服のボーダー柄など、絵のほとんどが記号的に表現されており、ポップで楽しい雰囲気です。
- 題名
- キャンプファイヤー
- 年齢
- 10歳
- 氏名
- K.M
- 作品への想い
-
これは子どもの園のみんなで行ったキャンプの時のキャンプファイヤーの絵です。子どもの園では毎年5日間山梨県にキャンプに行きます。テントで寝たり、森でまきを拾って火をたいて、ごはんを作ったりします。登山をしたり牧場でじゃがいもほりをしたりして、とても楽しかったです。最後の夜にしたキャンプファイヤーが一番楽しくて心に残ったので、この絵を描きました。
- 審査ポイント
-
みんなでキャンプファイヤーを囲んでいる構図がとても楽しそうです。一人一人の表情でより楽しさが出ています。影の描きかたは火が大きさがよく伝わります。
- 題名
- ビーチパーティー
- 年齢
- 15歳
- 氏名
- K.Y
- 作品への想い
-
8/1のビーチパーティーが初めての体験だったから、絵に残したいと思った。
- 審査ポイント
-
場面を切り取ったような写真を撮ったような構成が素敵です。陰影の描き方がとても巧みです。ゴーグルから覗く目がとても印象的で目を惹きます。
- 題名
- 楽しいつぼみの夏祭り
- 年齢
- 9歳
- 氏名
- A.U
- 作品への想い
-
ヨーヨー釣りや輪投げをしたのが楽しかった。
- 審査ポイント
-
一場面ごとに細やかに描かれていて夏祭りでの楽しかった場面場面がよく伝わってきます。表情もかわいらしく楽しそうです。
- 題名
- 夏祭り
- 年齢
- 11歳
- 氏名
- K.M
- 作品への想い
-
みんなで行けて楽しかった。にぎやかだったから。
- 審査ポイント
-
ホワイトの飛沫がきらめき、シャボン玉の瑞々しさが生き生きと伝わってきて素敵です。
お祭りの思い出がシャボン玉にのって夜空へ舞い上がっていく様が、おおらかな心の広がりを感じさせます。
- 題名
- 夏の思い出
- 年齢
- 14歳
- 氏名
- H.M
- 作品への想い
-
夏にキャンプや花火大会に行った時の思い出を描きました。この行事を通して、より友達と仲良くなれた貴重な体験でした。
- 審査ポイント
-
楽しかった思い出を写真としてアルバムに残されていく構成がとても良いです。たくさんの思い出があり、楽しかったことを人物の表情で表すことなくよく描けています。
- 題名
- 私の一年間
- 年齢
- 16歳
- 氏名
- N.Y
- 作品への想い
-
1つの題材にしぼることが難しく、1年である行事を何個か描いてみました。どれもいい行事だから捨てきれないものばかりでした。行事を写真に見立ててそれを1年通して携帯で写してる感じにしました。楽しい行事を知ってもらいたかったから、色々描きました。私にとってはどれも宝物です。
- 審査ポイント
-
一つ一つの行事を細かく丁寧に描いており、選びきれないくらい、どれも大切な思い出だったと伝わってきます。
明確に描かれてはいませんが、そこに皆の笑顔があったと感じられる、温かな作品です。
- 題名
- つりクラブ
- 年齢
- 10歳
- 氏名
- Y.K
- 作品への想い
-
5年生からはじてやってみたらたのしかったしいっぱいつれたのでこのえをかきました。
- 審査ポイント
-
海の深くまで沈む釣り糸と魚をとらえる構図が、海の広さや竿の長さを感じさせてユニークです。
後ろの人たちも描かれていて、情景をよく覚えていることが伝わります。
参加した作品集
※「作品・子どもたちの想い」を見るには、作品をクリックしてください
- 題名
- 夏休みBBQ
- 年齢
- 13歳
- 氏名
- T.S
- 作品への想い
-
僕が学園の行事で一番楽しかったのはBBQです。みんなでワイワイ、お肉を食べながら楽しく過ごせて自分はうれしいです。夏にするのが楽しいです。
- 題名
- キャンプファイヤー
- 年齢
- 10歳
- 氏名
- K.M
- 作品への想い
-
これは子どもの園のみんなで行ったキャンプの時のキャンプファイヤーの絵です。子どもの園では毎年5日間山梨県にキャンプに行きます。テントで寝たり、森でまきを拾って火をたいて、ごはんを作ったりします。登山をしたり牧場でじゃがいもほりをしたりして、とても楽しかったです。最後の夜にしたキャンプファイヤーが一番楽しくて心に残ったので、この絵を描きました。
- 題名
- みんなで初日の出を見る姿
- 年齢
- 12歳
- 氏名
- T.F
- 作品への想い
-
私は初日の出を見るのが好きで、初日の出を見る行事があったので、こういうきかいがあって描きました。私は海の色をグラデーションのようにして描きました。次にこういうきかいがあったら、花火の絵を描きたいです。
入館料のお願い
こちらのページは『日本子ども未来展』と題したオンライン美術館をイメージしてつくりました。
基本的には入館料は
ございませんが、心に残った作品がございましたら
お気持ちの入館料(ご寄付)をいただけますと子どもたちのために継続した活動をすることができます。
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